松之山温泉 「日本三大薬湯」ホウ酸含有量日本一

新潟県中南部、長野県と県境を接する十日町市。
県内でも有数の豪雪地帯である山がちなエリアですが、
ここに「日本三大薬湯」の一つ、松之山(まつのやま)温泉があります。

松之山の足湯
旅館「千歳」前の足湯

「日本三大薬湯」というくらいなので、泉質は特別なものがあります。その最も大きな特徴が、ホウ酸含有量。1リットルあたり349.5mgも含まれ、日本一の含有量です。色は、若干薄緑色の濁りがあるかどうかで、ほぼ無色透明なのですが、ほのかに石油臭がするという、非常に稀な特徴を持っています。写真のような足湯でも、その香りはよく分かります。

このエントリーの続きを読む≫

宿 飲泉 湯の花 ホウ酸・ケイ酸泉 塩化物泉 露天 日帰り 温泉街 名湯

— posted by 温泉郷案内人 at 02:05 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

平内海中温泉 世界遺産の島に湧く波の下の湯

縄文杉に代表される、自然の宝庫・屋久島。
この世界自然遺産の島にも、温泉がいくつかあります。

平内海中温泉1
干潮時に現れる平内海中温泉

その中でも最もダイナミックなのが、島の南端にある平内海中(ひらうちかいちゅう)温泉。磯の中から温泉が湧き出しており、潮が満ちてくると海中に没してしまうため、干潮の前後五時間(二時間という話もありますが、おそらく前後合わせて四、五時間なのではないでしょうか)くらいしか入浴できません。文字通り海中温泉です。遠めに見ると海との境目が分かりませんが、湯は結構熱く、硫黄臭も漂い、明らかに海水とは異なります。もちろん、毎日海中に没するので、海水は混じっていますが。

このエントリーの続きを読む≫

アルカリ性泉 露天 野湯 源泉掛け流し 硫黄泉 混浴 秘湯 絶景 共同湯

— posted by 温泉郷案内人 at 05:53 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

田代元湯温泉 雪中行軍が目指した湯も今は廃墟

 
八甲田山
田代平から八甲田山を望む

本州最北の県、青森県の中央部にそびえる火山群、八甲田山。山麓は温泉の宝庫ですが、そのうちの一つに、既に廃業してしまい、廃墟と化した一軒宿の温泉があります。今回はそんな秘湯中の秘湯ともいえる田代元湯温泉を紹介します。

このエントリーの続きを読む≫

八甲田温泉郷 秘境 露天 野湯 濁り湯 24h 源泉掛け流し 硫黄泉 混浴 秘湯 硫酸塩泉


— posted by 温泉郷案内人 at 06:59 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

雲之上温泉 関西最高所の温泉から雲海を望む

三重県、奈良県、和歌山県に跨り、西日本最大の秘境とも言うべき紀伊山地。
その中でも秘境中の秘境、奈良県南西部の野迫川村(のせがわむら)に、
知る人ぞ知る秘湯があります。

雲の上温泉の雲海
雲之上温泉から眺めた雲海

その名も雲之上温泉。名前の通り、見事な雲海を望む事が出来、まさに「雲の上」にある温泉です。標高は1200m。高野山、金剛山を眼下に見下ろし、はるか彼方に奈良盆地、大阪平野をも望見できます。

このエントリーの続きを読む≫

宿 一軒宿 単純泉 秘湯 絶景


— posted by 温泉郷案内人 at 08:32 am   commentComment [5]  pingTrackBack [1]

玉造温泉 古代勾玉の里に湧く「神の湯」

神話の国、出雲。
そんな土地柄にふさわしい温泉が、山陰屈指の名湯、玉造(たまつくり)温泉です。

勾玉橋
玉湯川に架かる勾玉橋

玉造温泉は、宍道湖に向かって北に流れる玉湯川沿いに温泉街を形成しています。ここは古代最大の勾玉生産地であり、地名もそれに由来します。勾玉は玉造温泉のシンボルで、玉湯川には巨大な勾玉が取り付けられた、ちょっとアバンギャルドな勾玉橋も架かっています。

このエントリーの続きを読む≫

宿 露天 歴史的観光地 仮眠可 日帰り 単純泉 温泉街 名湯


— posted by 温泉郷案内人 at 08:04 pm   commentComment [3]  pingTrackBack [1]

尻焼温泉 川そのものが巨大露天風呂

群馬県は、「天下の名湯」草津温泉をはじめとした関東屈指の温泉県ですが、
その草津から山一つ越えたところに、尻焼(しりやき)温泉という秘湯があります。

尻焼温泉 川の湯
尻焼温泉 川の湯

尻焼温泉の特徴は、何と川そのものに浸かること。川底から湯が湧きだしており、川の水と混じり合って、そのまま巨大な天然の露天風呂になっているのです。この露天風呂はその名も「川の湯」と呼ばれています。

このエントリーの続きを読む≫

宿 炭酸水素塩泉 塩化物泉 露天 野湯 日帰り 24h 源泉掛け流し 混浴 秘湯 共同湯 硫酸塩泉

— posted by 温泉郷案内人 at 09:17 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

川湯温泉 強酸性泉が作るダイヤモンドダスト

道東(北海道東部)は、世界自然遺産・知床半島などで有名な、
今でも豊かな自然が残る場所。当然ながら温泉も数多くあります。
そんな道東の中でも、最も有名な温泉の一つが、川湯温泉です。

川湯温泉は釧路と網走の間の山中に位置し、国内屈指の観光地である屈斜路湖や摩周湖に近く、
いくつかの旅館やホテルが建ち並んで温泉街を形成していますが、雰囲気は落ち着いています。

湯の川園地
温泉の流れる湯の川園地

川湯温泉の中心部にある湯の川園地。園内に源泉があり、湯気を立てながら湯の川となって流れ出ています。「川湯」の名はアイヌ語の「セセキペツ(熱い川)」を意訳したもので、これがまさにそのセセキペツです。アイヌ語地名があるからには相当古くから知られていたのでしょう。おそらく太古から自然のままに流れ出ていたのだと思います。

このエントリーの続きを読む≫

宿 飲泉 酸性泉 強酸性泉 日帰り 源泉掛け流し 硫黄泉 温泉街 名湯

— posted by 温泉郷案内人 at 12:00 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

七里田温泉 「天然サイダー」日本無類の炭酸泉

別府・由布院を抱え、日本一の温泉県と言ってもいい大分県。
その西部の山沿いには、国内では珍しい炭酸泉がいくつか湧き出しています。
その中でも有名なのは、県南西部の長湯温泉ですが、同じ市内にある七里田(しちりだ)温泉には、
非常に高濃度な炭酸泉が湧いています。

木乃葉の湯
七里田温泉 木乃葉の湯

温泉通には有名ながら、一般にはあまり知られておらず、ひっそりとした雰囲気の七里田温泉。
写真の日帰り入浴施設「木乃葉の湯」もなかなかいい湯ですが、実はこの他にマニアックな浴場があります。
まずはここでその浴場の鍵を借ります。

このエントリーの続きを読む≫

飲泉 日帰り 源泉掛け流し 炭酸泉 秘湯 共同湯


— posted by 温泉郷案内人 at 12:58 am   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

新穂高温泉 北アルプス直下 渓流沿いの大野天風呂

記念すべき一湯目は、ブログのトップ画像にも使われている新穂高温泉です。

新穂高の湯
新穂高温泉 新穂高の湯

これがトップ画像の元になった写真です。見ての通り、山奥の渓流沿いにある、豪快な露天風呂です。
この露天風呂は、新穂高温泉にある共同浴場「新穂高の湯」です。

このエントリーの続きを読む≫

宿 露天 日帰り 単純泉 源泉掛け流し 混浴 秘湯 奥飛騨温泉郷

— posted by 温泉郷案内人 at 05:46 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

奥WEB温泉郷開設の辞

はじめまして。当温泉郷の案内人でございます。このブログでは、筆者が入浴した、日本各地の温泉を、独断と偏見(笑)で紹介致します。
今後入浴する温泉はもちろんのこと、
(この記事の執筆時点から遡って)過去に入浴した温泉も紹介していきます。
筆者は温泉入浴が大好きで、これまで150以上の温泉に入りましたの...

このエントリーの続きを読む≫


— posted by 温泉郷案内人 at 05:27 pm   commentComment [8]  pingTrackBack [0]

T: Y: ALL: Online:
Created in 0.6874 sec.
prev
2024.4
next
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30